cAlgo API リファレンス

Border【cAlgoAPI】

2021年2月8日

コントロールの装飾用に

Borderという名前の通りただの枠線オブジェクトですが、コントロールを装飾するために使うもの、と考えておいた方がわかりやすいかもしれません。

 

Borderクラス

このオブジェクトが持つのは見た目情報だけです。Childにコントロールを入れて使います。

public class Border : Control

 

プロパティ
(Control) Child {get; set;}

表示するコントロールを取得、設定します。

(Color) BorderColor {get; set;}

枠線の色を取得、設定します。

(CornerRadius) BorderRadius {get; set;}

枠線の角の丸みを取得、設定します。new CornerRadius(1, 2, 3, 4), 5, "5", "1 2 3 4".のように、CornerRadiusオブジェクト、整数、文字列のいずれも指定可能です。

(Thickness) BorderThickness {get; set;}

枠線の太さを取得、設定します。new Thickness(1, 2, 3, 4), 5, "5", "1 2 3 4".のように、Thicknessオブジェクト、整数、文字列のいずれも指定可能です。

(Thickness) Padding {get; set;}

Childを配置する際のBorder内側の余白を取得、設定します。同上。

(Color) BackgroundColor {get; set;}

背景色を取得、設定します。

CntrolBase,Controlのプロパティすべて

 

サンプルコード

例えばTextBlockでは枠線や角丸などの設定ができません。設定したい場合はBorderを用意してTextBlockをChildに指定してあげます。

// TextBlockは文字色と内容だけ
var text = new TextBlock {
    Text = "cTrader's Life",
    ForegroundColor = Color.Crimson,
};
// Borderで装飾する
var border = new Border {
    BackgroundColor = Color.Yellow,
    BorderColor = Color.SeaGreen,
    CornerRadius = 5,
    BorderThickness = 3,
    Padding = 50,
    HorizontalAlignment = HorizontalAlignment.Center,
    VerticalAlignment = VerticalAlignment.Center,
    Child = text,
};
Chart.AddControl(border);

こんな感じになります。これでPaddingのイメージも伝わる思います。

CSSなどなじみがないとMarginとPaddingの違いがイメージしにくいかもしれませんが、Marginは自分の外側の余白、Paddingは自分の内側の余白、と考えてください。

 

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